私がシルバーホームなかひらへ
見学に行った時のことです。
丁度、音楽レクリエーションが
開催されるという場面で
案内していただきました。
利用者さんとヘルパーさん達で、
盛り上がっていました。
やがて、ある男性ヘルパーさんの
番になりました。
利用者さんからのリクエスト曲を
ウクレレで弾き始めますが、
こわばった顔つき。
つっかえつっかえで、
お世辞にも上手ではありません。
利用者さんたちも先ほどとは異なり、
緊張感が漂い始めます。
すると、
その様子に気づいた別のヘルパーさんが、
明るく声を掛けました。
その掛け声をきっかけに、
周りにいた利用者さん達が
ニコニコと応援したり、歌ったり、
まるで利用者さんが音楽の先生にみたいに指導し始めたりして、
とても楽しい雰囲気になりました。
なんとか、そのヘルパーさんが
その1曲を弾き終えると、
大きな拍手が沸き起こりました。
スタッフ、利用者さんたちみんなで、
そのヘルパーさんをたたえる様子は
とても素敵なものでした。
また、施設見学のはじめに
「音楽に囲まれた生活を大切にして、
五感を最大限に使う介護を目指している」
と担当者さんから説明を受けましたが、
なるほど!こういうことかと
腑に落ちました。
これまでに幾つかの施設を
私は見学しましたが、
どこもみな似通った雰囲気でした。
しかし、この施設の
〈利用者さんと一緒に創り上げる〉
空間は、とても魅力的なものでした。
音楽を通して、
スタッフ・利用者全員で楽しい時間を
創ることが出来るということを
この体験で私は知ることができました。
介護の仕事が「おむつ交換」や
「食事介助」だけではないと
強く感じました。
自分もこの環境で
利用者さんを楽しませたい。
そして心を動かしたい。
自分の強みを活かして介護したい──
そんな想いが強くなりました。
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それは、なかひらの対応力を支える革新性や献身性の原動力。
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